アメリカ生活

こんまりメソッドがアメリカで流行した理由に迫る!

突然ですが、皆さん最近Konmariしましたか?

この言葉、今アメリカ全土で大流行中なんですよ!

Konmariとは書籍「人生がときめく片付けの魔法」で日本でも話題になった近藤麻理恵さんのこと。

整理収納アドバイザーで片付けのプロフェッショナルである彼女の『こんまりメソッド』が、なんと今年の1月からNetflixで世界配信されています。

日本で活躍していたのは知っていましたが、海外でもこれほどの人気があるとは知りませんでした。

今やみんなが『Konmari』に夢中!

今日はそんな彼女が世界で活躍するようになった経緯と、アメリカで大ブレークする理由に迫りたいと思います。

日本でブームを起こした”ときめきメソッド”

“こんまり”こと近藤麻理恵さんが日本でブレークしたきっかけとなったのが2011年に発売されてベストセラーになった「人生がときめく片付けの魔法」です。

この本が大ヒットしたことによりメディアに取り上げられ、多くの番組で彼女の姿を見るようになりました。

彼女が片付けに目覚めたのはなんと15歳。5歳の頃にはすでに片付けに興味があって、愛読者はESSEや主婦の友だったとか!

片付けが昔から大好きだったんだね!

こんまり流お片づけ術

日本でも話題になったこんまりメソッド。

いったいどんなものかご存知ですか?

彼女のお片づけポイントは大きく分けると3つあります。

徹底的に捨てる

まずは、とにもかくにも断捨離!

 「一気に、短期に、完璧に。まずは”捨てる”を終わらせる」

出典:人生がときめく片付けの方法

一度綺麗にした部屋が数日後にまた散らかっている…

なんてことは誰にでも経験があるはず。

彼女はこれを片付けのリバウンドと呼んでいます。

毎日コツコツ片付けるのではいつまでたっても終わらない。

だから一気に片付けを終わらせる必要があると彼女は言います。

捨てる基準はトキメクかどうか

こんまりさんのお片づけメソッドで一番のキーワードになるのが“ときめき”です。

触ったときにトキメクかどうか。

深く考えず、感じるままに選別することが大切です。

確かに「これ高かったしな…」とか「また使うかもしれない」と、つい考えてしまうとなかなか処分することができませんよね。

自分の直感で本当に残したいのかどうかを判断します。

『ときめく』という言葉を英語で『Spark Joy』と表現されていたのも素晴らしいなと思いました。

“Spark”は輝きやひらめき、ひらめく小さなもの。そして”Joy”は喜び。

アメリカ人にもときめく感覚がわかりやすく伝わったんだね♪

ポイントは順番

こんまり流の片付け術では、何から片付けに取り組むべきかを明確にしています。

まずは衣類、そして本、書類、小物類、最後に思い出の品。

この順番に整理していくことでスムーズに片付けを進めることができるのだそうです。

捨てるときはきとんと感謝を表すのもこんまり流です。

海外への進出

2014年には『The Life-Changing Magic of Tidying Up』がアメリカで発売。

世界31カ国で翻訳され累計500万部以上の大ベストセラーとなりました。

2015年にはアメリカの雑誌『TIME』で世界で最も影響力のある100人に選ばれるほど!

海外での活躍の場も増え、次第に近藤さんの中で『片付けを通じてもっと世界に貢献したい』と思うようになったのだとか。

そしてOrganize the World(世界を片づける)」という夢を抱え、2016年にはアメリカへと拠点を移し、活動をスタート。

現在ではあらゆる国でのニーズに応えたいと、アメリカやヨーロッパを中心にKonmari Methodを取得したコンサルタントを育成中。

片付けに悩んでいる人のサポートもしてくれるコンサルタントがなんと100名以上!

本が売れただけではなく、ビジネスとしてここまで定着していています。

こういった経緯を経て、ついに今年の1月には彼女の番組がNetflixで世界配信スタート。

ワシントンポストやCNNでも彼女のことがニュースになっています。

今、アメリカで一番ポピュラーな日本人と言っても間違いないでしょう。

アメリカ人の反応と影響力

実際にNetflixで彼女の番組が始まってからの反響はかなり大きいです。

日本人があまりいない地域でも、現地のママから『Kondo』の名前が出てくるほど。

彼女の番組に魅了されるアメリカ人が急増中。

番組の内容

番組では近藤さんの可愛らしい雰囲気とは裏腹に、アメリカの片付けられていない家とその住人に「片付け力」を炸裂させています。

そして整理収納や掃除によって家族やカップルの関係性も良い方向に変わって行く。

その過程や変化をドキュメンタリーとして放送しています。

本当に必要なもの(トキメクもの)を選ぶ作業というのは実は「自分がどう生きたいか」「なにを大事にしているか」を自分に問いかけて考えるきっかとなるようです。

名前が動詞になる社会現象

この番組を見てTwitterやインターネット上でも沢山の反響がありました。

Konamri』という言葉がトレンドワードで急上昇。

今や彼女の名前からとった『Kondo-ing』が『片付ける、整理する』を意味する動詞のように使われています。これはまさに社会現象。

「I Konmari-ed tha room」で「部屋を片付けたよ」と伝わるのです。

SNS上で海外セレブや女優が「Konmariしてみた!」という報告画像や動画を多く見かけます。自分の名前が英語になってしまうなんて、いかに彼女の影響力が凄いかがわかりますよね。

番組のおかげであのお店の売り上げも倍増

この番組のおかげで、リサイクルショップに持ち込まれる中古品も激増!

アメリカの大手リサイクルチェーン店Goodwillがとても潤っているそうです。

全国の図書館への寄付も増え、NPO団体に送られる寄付品にいたっては30%も増えたとか。寄付することによって家計も助けられ、社会貢献にも繋がるわけですね。

こんな意見もある

もちろん肯定的な意見ばかりではありません。

彼女が番組内で「本は30冊まで(それ以上は処分)」と言ったことから、一部のアメリカ人からはブーイングが起こりました。

ですが、それもバズ効果を生み出すこととなり知名度が上がる要因の一つとなったようです。

もちろん彼女は本を捨てるように強要はしていませんが、本信者の多いアメリカでは反応する人が多かったようですね。

アメリカでプロデュースした引き出しボックスは6個セットで$89となかなかのお値段で販売されています。これにはちょっと高額すぎるのでは?というような声も。

世界で受け入れられた理由

こんまりさんの片付けの手法や考え方は芸術と言われるほど。

彼女が世界で受け入れられる理由に迫ります。

日本の精神や世界観

近藤さんの片付けスタイルや精神は日本の世界観そのもの。

日本人にとっては「物に精神が宿る」だから「物に感謝をする」という考えはそれほど珍しくないように思います。

ですが、「物を与えてくれた神様に感謝する」という考え方のアメリカ人にはとても衝撃だったようです。

私も長く使ったものを処分するときには心の中で「ありがとう」と言うことを小さい頃から自然と意識していました。

その感覚を持っていない海外の人にとっては捨てる前に「Thank you.」と言う行為などは新鮮だったようです。

こんまりさんは片付けの前に正座をしてお部屋に挨拶をするという儀式を行います。

少しスピリュアルな『禅』の思想も海外の人にはウケが良かったようです。

『ZEN』はアメリカや西欧ではとてもカッコイイというイメージ。

家や持ち物に愛をもって接するという考え方が海外の人の心を掴んだのだと思います。

折り紙で人気に!?

日本では当たり前の『畳んで収納する』というスタイルも人気の理由の一つ。

アメリカでは基本的には衣類はクローゼットで収納します。

『衣類を畳んでしまう』という習慣があまりありません。

その為、日本ではおなじみのこの方法が『オリガミスタイル』として大人気になったようです。

片付けは「人生を変える魔法」

彼女の本のタイトルでもある「人生がときめく片付けの魔法」。

これはいったいどういうことなのか、番組を通してその真意が分かります。

アメリカ人は家が大きい分、物を溜め込みがち。

整理ができず、何がどこにあるか分からない人も多いです。

まさに消費社会。

片付けのことでイライラする。

物が溢れてどうしたらいいのか分からない。

そういった片付けの悩みって国は違えど日本もアメリカも同じだったんですね。

そこにメスを入れたのがこんまりさん。

  • 片付けや整理することが心の平穏に繋がる。
  • 自分の本質を見つめる
  • 片付けをすることで家族やパートナーとの付き合いが変わる。
  • それはゆくゆくは人生を変えることに繋がる

こういった事を番組を通じて広めています。

綺麗で整理された家は精神的にも感情的にも落ち着けるというセラピー的な要素が人気を生んだのではないでしょうか。

片付けを単純作業としてではなく「人生を変える魔法である」という思想が新しい片付けの形として海外の人にも受け入れられたようです。

いい意味での日本人らしさ

そしてこんまりさんの人気の秘密は彼女の人柄や見た目にもあるようです。

  • サラサラで黒いおかっぱ頭のヘアースタイル。
  • 小さくて華奢な身体。
  • 少し幼いような可愛らしい顔。
  • 家庭的で優しい雰囲気。
  • アニメの声優のような声。

これらが海外の人からすると妖精のようにも見えるのだとか(笑)

いい意味で『日本人』らしく目も心も奪われるのだそうです。

彼女は英語も交えながらも基本的には日本語で通訳さんをつけて話しています。

そのやりとりも日本的で親近感を覚えました。

言葉の壁はあったとしても、それを超える才能や魅力がこんまりさんにはあるのですね。

片付けが世界平和に繋がる

世界中の人々が自分の文化や考えを大事にしながら、他の国の文化や手法を受け入れることはとても素敵なことだと思います。

彼女の目指す「Organize the World」はただの片付けに終わらず、世界の人々がお互いを知り、認め、理解し合うという、もっと大きな偉業となるのかもしれません。

海外で活躍している日本人を見ると嬉しくなりますね。

これからも、こんまりさんの活躍から目が離せません!

 

ABOUT ME
nana
初めまして! ブログ管理人のnanaです。 アメリカ在住のアラサー主婦。 ちょっと人見知り。英語できない。家事も苦手。基本的にぼっちで自宅警備員やってます(笑)リアルなアメリカでの生活模様や教育での悩み、お得情報を共有したいと思ってブログを始めました。令和もよろしくお願いします!