少し前から気になっていた『月経カップ』
ついに先日デビューしちゃいました!!!
ナプキンでもない、タンポンでもない『月経カップ』という選択。
Twitterでは愛用者から「もう手放せない!」「ナプキンからは戻れない!」という声を聞いて、これは試すしかないと決意しました。笑
『実際のところ使ってみてどうだったのか』
リアルにお伝えしたいと思います。
Contents
そもそも月経カップってなによ?

日本では月経カップを知っている人はどれくらいいるのでしょう?
私も知ったのはつい最近のこと。
日本で使っている人の話を聞いたことがありませんでした。
「使用感にしか興味ないのに!」という方は目次からサクッと飛んでください!
月経カップとは
ウィキペディアにはこのように記載されています。
月経カップとは
ナプキン・タンポンに替わる生理用品。生理カップともいわれ、英語ではMenstrual cup(メンストラルカップ)と呼ばれる。
引用:Wikipedia
日本では馴染みのない月経カップ。
アメリカやカナダなど、欧米の女性たちを中心に支持されています。
天然ゴムや医療用シリコンで作られており、ベルのような見た目の形状。

月経カップのメリット
この月経カップのメリットが素晴らしすぎるのです。
- 一度、購入すれば10年ほど繰り返し利用できる
- ナプキンやタンポンよりも長時間使用できる(最長12時間ほど)
- 外に血がでないので匂いがしない
- ナプキンを使用しないため蒸れたり、かぶれたりしない。
- カップに血液やおりものが溜まるので量や状態を目で確認できる
- 温泉やプールも気にせず入れる
どうですか?
生理中の悩みが月経カップでかなり解消されます。
一度買えば10年も使え、繰り返し生理用品を買わなくていいのです。
体の外に血液が出ないから、下着が汚れるのを気にしたり臭いを心配する必要がないんです。
さらには生理中のプールや温泉も可能。
タンポンだと紐伝いに水を吸って雑菌が入るリスクがあるので、濡れた後は素早く交換する必要があります。
しかし月経カップなら膣にぴったりフィットする医療用シリコンなので、水が入ってくることも細菌が発生することもありません。
このメリットを聞いて、「私もやりたい!!」と食いつきました。笑
月経カップのデメリット
メリットだけではなくデメリットも知っておきましょう。
あとで私のリアルな体験談を読んでもらえると、さらに分かりやすいと思います。
- 慣れるまでは挿入と取り出しが大変
- 膣内でカップが完全に開いていないと血が漏れる
- 店舗での販売が少ない
- 外出時に公共のトイレでは使用しにくい
一番のデメリットは慣れるまで挿入と取り出しが大変なことだと思います。
きちんと挿入できればとても快適ですが、入らなくて挫折する人も実際にはいそう…。
店舗での販売はたしかに少ないですが、今ではネットでも気軽に購入することが可能です。
初めて月経カップを買ってみた
Whole foodsにもあると聞いたので近くの店舗に行ってみました。

月経カップにもいくつかの種類があって、お勧めのブランドを聞いたのですが、一種類しか置いてなかったです。
ということで、唯一店頭にあった『ディーバカップ』が私の初めてのお相手となります。笑
お値段は1箱$39.99(セールでちょっと安くなってた!)

と思ったけど、これで10年もつなら安いですよね。
①と②があったのですが、これは年齢によって使い分けるようです。
店頭にはなかったけど、⓪というサイズもあるみたい。
⓪18歳以下
①30歳以下または出産経験のない女性
②30歳以上または出産経験のある女性
というわけで、私は②を購入しました。
あとディーバカップ専用の洗剤が売られて、セールになってたので一緒に買ってみました。

オイルフリー・フレグランスフリーのマイルドソープなら専用の洗浄液じゃなくても問題ないと思います。
ただ使用してみて思ったのは、②だと大きかったかも…。
①の方が若干カップが小さいので、そっちの方が使いやすかったかもしれません。
月経カップついに開封!
いつもだったら憂鬱な生理も「早くこないかなぁ」と楽しみに待つこと数日。
やっと月のものがやってきた!!!
月経カップ開封です♪

けっこうねぇ、厚みがありますよ。笑

目盛りが書いてあります。
あとは説明書と月経カップを収納する袋がついてました。

これが月経カップを見た私の素直な感想です。
月経カップ初体験!挿入が一番の難関
さぁ、覚悟を決めましょう。笑
まずは使用する前に煮沸します。
参考になるか分かりませんが、私のスペックをのせておきます( ̄∀ ̄)
- 高校生のときからタンポンを使用している
- タンポンは簡単に挿入できた
- 経産婦だけど経膣分娩の経験はなし(帝王切開の為)
- 生理は3日ほどで終わるが、出血量が多い
どういう風に月経カップを入れるかはイラストを見れば一目瞭然。

こんな風にUの時にして、アソコに突っ込みます。(表現の仕方が、、、)

なんか反対向きに入れそうになりますが、間違えないように。笑
でもね…ハッキリ言うと…
Uの字では入らない!
無理!!痛い!!!
というわけで、私はクルクル巻いて、できるだけ小さくまとめます。
その状態でいざ挿入!
………。
(自分の指を入れて角度を確認してみる)
(片足をお風呂のバスタブに乗せてみる)
3、4回繰り返したところ無事に挿入できました!涙
思ってたよりもスムーズにいって一安心。
ただ、中でカップがきちんと広がっているのかはよく分からない…。
指を入れて確認してみるも???
と、こんな感じで少し不安なスタートでした。
月経カップで1日過ごしてみた
初めて入れてみたので、午前中はなんとなくずっと違和感が。
でも痛いわけでもないので、家でゆっくり過ごしていました。
きちんと挿入できているか心配だったので、念のため『おりものシート』を使用。
「トイレに行ったら出てこないかな?」
なんて心配してましたが、大でも小でも問題ありません(//∇//)
午後になってドタバタしてたら、いつの間にか装着しているのを忘れていました。
漏れてくる気配もなかったので、そのまま月経カップは外さず、夜お風呂に入る前に初めて取り出しました。
先端を指で掴んで、ゆっくりと引っ張ります。
先端部分を引っ張ると千切れる可能性があるので、カップの底を掴みましょう!!
なかなか出てこないと焦るけど、リラックスしてゆっくり引き出しましょう。
(無理に引っ張ると中身をブチまけることに…。)
私は外すときはトイレに座った状態で、先端を掴んだら手で引っ張りつつ、お尻を上げて両方から引っ張るようにしていました。
ただしい着脱の仕方はこちらのブログで説明しています。

取り出してみると、カップがいっぱいになっていました。
その後は中身をトイレに流して、トイレットペーパーで軽く拭き取ります。
あとは自分がお風呂に入るついでに月経カップも専用のソープで手洗いしました。
そしてお風呂から出たあとも再び装着。
月経カップや手が濡れた状態だと、うまく挿入できないので、きちんと水気を拭き取りましょう。
水気が残っていたせいか、一回目より二回目の方が入れるのに苦労しました。
水分をしっかり拭き取って再度チャレンジし、無事に装着完了。
朝、入れた時よりも違和感はありませんでした。
念のため『普通の日用』のナプキンをつけて就寝。
きちんとカップが開いてないと失敗する
二日目の朝。
どんな感じかなとトイレにいってみると、なんと漏れていました。
でも大量に出ているわけではなく、いつもに比べれば極少量。
朝、もう一度カップを入れ直します。
今度は中でカップがちゃんと開いているのかを指でなぞって確認。
また一日つけてましたが、今度は漏れることなく過ごすことができました。
三日目も挿入には少し時間がかかりましたが、漏れる失敗はなかったので本当に快適でした。
蒸れないし、匂いも気にならない!
四日目の朝にはカップにまったく血が溜まっていなかったので、生理が終わったのだなと確認できました。
月経カップを使った正直な感想
今回は三日間月経カップを使用しました。
使ってみた感想としては…
これに尽きます。笑
何度も使用して慣れるしかないですよね…
いきなり月経カップは難易度が高いので、まずはタンポンから試した方がいいかもしれません。
タンポンは楽に入れられたけど、月経カップはハードルが高かった…。
でも、月経カップを使ってナプキンを使わない生活は本当に楽です。
だって生理じゃない時と同じように生活できるのだから!
- 蒸れない
- かぶれない
- お手入れも簡単
- 匂いも気にならない
- 日中頻繁にトイレに行く必要がない
- 一度購入すればずっと使える(経済的)
初めて使ってみましたが、癖になる人の気持ちが分かりました。
従来のナプキンやタンポンよりも圧倒的に楽です。
もう少し薄手で挿入しやすい月経カップがあるかもしれないし、来月は他のメーカーの月経カップに挑戦してみようと思います!
\Amazonで購入できるよ♪/
