アメリカ赴任が決まり、渡米準備について調べ続ける毎日。
なにを持っていけばいいのか分からない。
何から手をつけたらいいのか分からない。
そんな当時の自分に向けて、また同じ状況で悩んでいる方に向けて、渡米準備に関する記事をまとめました。
またいつか自分が同じ状況になるかもしれない…そんな時にも見返せるように。
今、渡米準備で大変な状況の方に見ていただけて、少しでも力になれたら嬉しいです。
- 夫婦と赤ちゃん(生後3ヶ月)の3人家族での渡米。
- 国際引っ越し(ヤマトや日通)を利用して荷物を運べる。
- アメリカで住む家には家電(冷蔵庫・洗濯機など)がついている
- 家具は現地調達(会社のものやレンタル)
- 夫の英語力…日常会話はなんとかいける
- 妻の英語力…皆無(むしろ英語アレルギー)
Contents
アメリカ駐在が決まったら
アメリカ駐在が決まり、引っ越しが決定。
ビザの手続き関係はきっとご主人が会社の指示のもと動かれると思います。
しかし、家庭の引っ越し準備は全て妻任せ。
まず何から手をつけたらいいのか?
そんな疑問にお答えする記事がこちらです。

まずは何からするべきか把握していきましょう!

日本国内での引っ越しとは違い、荷物到着までに時間差が発生します。
そこを考慮して荷物を仕分けしていきましょう。
渡米が決まり次第すぐに取り組むこと
以下のことは少し時間がかかる場合があるので、すぐに取り掛かりましょう。
- 歯の治療
- 予防接種
- オンラインバンキングの設定
- 現地用のクレジットカードを作る
- 持ち物のリストアップと購入
- 不用品の処分
- 引っ越し業者に見積もり依頼
歯の治療
アメリカでの歯科治療は高額です。
虫歯一本治すのに何十万円もかかることも…。
下手したら日本へ一時帰国して治療した方が(フライト代込みでも)安いんじゃないの?という驚く値段を掲示された友人もいました。
日本にいるうちに歯の治療は済ませておきましょう。
夫も放置していた親知らずを渡米に合わせて一気に抜きました。
渡米までに治療が終わるよう、スケジュールを立ててもらいましょう。
日本のように時間がかからず、しっかり治療してもらえます。
歯科矯正は日本でやる半額ぐらいの値段でできるので、アメリカに来てから審美歯科に力を入れるご家庭も多いです。
予防接種
大人の予防接種に関しては下記のサイトで行き先別に確認できるようになっています。
夫は私の妊娠中に血液検査をしてまだ免疫があると確認ができたので打たず。
破傷風や狂犬病を心配して打つ人も多いようですが、うちは打ちませんでした。
たしかにアメリカはリスやウサギ、鹿などの野生動物が多いです。
が、とくに人間に近づくこともないですし、私たちも触るようなことはありません。
子供の予防接種に関しては直接、小児科のお医者様に相談しましょう。
うちの場合で説明すると、子供が生後三ヶ月で渡米したときの例となります。
- 生後二ヶ月(日本でヒブと小児用肺炎球菌の1回目だけを接種)
- 生後三ヶ月(渡米後すぐにホームドクターを作る)
- 生後四ヶ月(アメリカでヒブと小児肺炎球菌の2回目を接種)
アメリカで生後四ヶ月のときにヒブと小児肺炎球菌の2回目以外にもポリオ・ジフテリア・百日せき・破傷風・ロタウイルも打っています。
ロタウイルスなどは日本だと任意。
接種するとなると高額ですが、アメリカでは保険が適用され自己負担額はありませんでした。(保険の内容にもよります)
日本脳炎はうちの子たちは打っていません。
この辺りは渡米する月齢によって変わってきますので、かかりつけの小児科医に問い合わせましょう。
渡米を見据えて出産や予防接種の記録をつけるなら、日米両用の母子手帳が便利です。

私は妊娠中に渡米が決まったので日本の母子手帳とは別に購入し、記録をつけていました。
先生にお願いして予防接種の記録をつけてもらい、そのままアメリカでも記録しています。

また義務教育家庭のお子さんの場合は自分が住む州の定めた予防接種をしていなければ学校に通うことができません。
現在の予防接種の記録を必ず英訳してもらいましょう。
アメリカでの子供の学年についてはこちらで確認してください。

プレママさんや赤ちゃん連れで渡米される方向けの記事はこちらです。

義務教育課程のお子さんがいる場合は学用品も必要になります。

アメリカでプリスクール(幼稚園)に通わせる予定の方に向けて書いた記事です。

オンラインバンキングの設定
渡米後もお金の移動ができるように、自分が持っている口座のオンラインバンキングの設定をしておきました。
我が家は渡米後に口座の開設をしましたが、ドル建て口座の開設もしておくとスムーズにお金の送金ができます。
現地のクレジットカードを作る
渡米後は生活の立ち上げにとてもお金がかかります。
ポイントのたまるクレジットカードを作りましょう。
アメリカ駐在員なら、日本にいながら作れるクレジットカードがあります。

またアメリカはクレジットカード社会。
クレジットカードを作り、ヒストリーを構築していくことで信用を積み上げていきます。
このヒストリーがないとローンを組むことができません。
持ち物のリストアップと購入
奥様の作業の中で一番苦労するのが荷物のリストアップと必要品の購入ではないでしょうか?
渡米するにあたり何をどれくらい買えばいいのか悩みますよね。
家具や家電などの大きい物についてはアメリカの家はもとから備え付けられている場合があります。

主婦の方が一番気になるキッチン用品リスト。

ランドリーグッズやお掃除グッズ用品リスト。

衣類のリスト。

衛生用品や常備薬のリスト。

不用品の処分
日本に置いていくもの、処分する物を決めましょう。
我が家は時間がなくて全てリサイクルショップに買い取ってもらいましたが、本当にスズメの涙程度の買取金額でした。
時間に余裕があれば、メリカリやラクマなどのフリマアプリでの売却がお勧めです。
一時帰国のときにも活用できるので、日本にいるうちにアカウントを作っておくと便利です。
私は一時帰国したときにフリマアプリを使ってお小遣い稼ぎをしています(笑)
売る時のコツや売れやすい物を紹介しているので、興味があればチェックしてくださいね。

渡米1、2ヶ月前にやること
渡米1、2ヶ月前にやったことがこちらです。
- パスポート更新・ビザ取得
- 戸籍謄本の取り寄せ
- 免許証の期限前更新
- 金融機関やクレジットカードの住所変更
- インターネットや保険の解約手続き
- アメリカへ持って行く食料品の買い出し
- アメリカへ持っていくお土産選び
ビザ取得に関しては夫が会社の指示に従い準備を進めてくれました。
戸籍謄本は渡米後にSSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)を取得するときに必要になります。
銀行やクレジットカードの住所は実家に変更しておくことをお勧めします。
またネットや公共料金、保険の解約手続きも約一ヶ月前くらいから受け付けてくれる所が多いので、早めに申請しましょう。
渡米が近づき食料品の買い出しをされる方も多いと思います。
アメリカには持っていけない物もあるので、しっかり確認してくださいね。

現地スタッフやお世話になる日本人家族へのお土産の準備も忘れずにしておきましょう。

渡米直前にやること
渡米直前にやったことがこちら。
- 国際免許証の取得
- 携帯電話の解約(または停止)
- 郵便物の転送サービス申し込み
- 海外転出届の提出
- 自家用車の処分
- 公共サービスの停止
アメリカで運転する予定があれば国際免許証を取得しておきましょう。
携帯電話については我が家は休止して渡米し、現地で契約し直しました。
ハナセルなら日本にいながらアメリカの携帯を申し込むことができ、現地到着後すぐに利用することができます!
3ヶ月くらい利用した後、T-Mobileに切り替えてしまいましたが、日本にいる間に手続きができるのは有り難かったです。
ちなみに今年はアメリカでiPhone購入に挑戦してみました!

アメリカ生活情報をチェック
海外暮らしの経験がないとアメリカでの生活って想像がつきませんよね。
渡米するにあたり、生活費も気になる点でした。
こちらの記事では中西部に住んでいる我が家の”一ヶ月の生活費”を例に上げています。

渡米後は時差ボケが辛いと思いますが、できるだけ日中に太陽の光を浴びるようにしましょう。
体内時計をリセットすることで時差ボケが早く治ります。

渡米が決まったとき”駐在妻”という言葉すら知らなかった私。
こちらにきて沢山の駐在ワードを知ることになりました(笑)

日本とは違う独特な日本人同士のお付き合いに疲れてしまうこともあるかもしれません。
そんな時はこちらのブログを是非読んでいただきたいです。

もしも気分が落ち込んでしまったり孤独を感じたときは、同じようにアメリカで暮らす日本人のブログを読んでみてください。
私がいつも愛読しているブログを紹介しています。

ブログを読んでいると
「あ〜こんな気持ちになるのは自分だけじゃないんだな。」
「みんな頑張ってるんだな。」って気持ちが楽になりますよ^ ^
アメリカ生活が楽しめますように!
細かくなってしまいましたが、私が渡米したときのことを思い出しながらブログにまとめてみました。
実際アメリカで暮らしていたら「あの時こうすれば良かったんだ」と思うことも多いです(笑)
そんな失敗を踏まえた上で記事にしています。
アメリカはとても広く、州によって気候も法律も違います。
家族構成や会社の規定によっても違いが出てきますので、自分の引っ越し先や状況に合わせて準備を進めてください。
私も最初の一年は慣れるので精一杯で辛い時もありました。
ですが、二年・三年と過ごすうちにアメリカが大好きになりましたよ。
この記事を活用して少しでもストレスが減ってくれたらなと思っています。
長くなりましたが、最後までお読みくださり有難うございました。
Instagramではアメリカで発見した美味しい物を紹介しています!
