日本では3月の行事といえばひな祭りですが、アメリカではセントパトリックスデー!
このセントパリックスデー、いったいどんな日なのかご存知でしょうか?
近年では日本でもパレードが行われているようですが、私はアメリカに来るまではこの日の存在を知りませんでした。
Contents
セントパトリックスデーって何の日?
セントパトリックスデーとは、もともとアイルランド発祥のお祭り。
アイルランドにキリスト教を伝えた聖パトリックの日です。
カトリックにおける祭日で、緑色の物をつけて祝う日から『緑の日』とも言われています。
アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日。3月17日。カトリックの祭日であり、アイルランド共和国の祝祭日。
引用:Wikipedia
セントパトリックスデーといえば
『セントパトリックスデーといえば!』というものが4つあります。
グリーンカラー
まずは、やっぱりこの日のメインカラーである『緑』!
アイルランドは緑が多いとても美しい国。

『グリーンデー』とも言われ、セントパトリックスデーが近づくと、緑色のものがお店に並びます。
大人も子供もグリーンアイテムを身につけましょう!
アメリカ人はグリーンのTシャツを着ている人が多いけど、ちょっと派手すぎる…と思う方はポイントでグリーンを取り入れるといいと思います^ ^
【St patricks day Shamrock shirt Green 】
【St patricks day Shamrock shirt White 】
このぐらい控えめなら私も挑戦できるかも(笑)
Dollar treeにネックレスやネクタイ、リボンなんかも売っているのでチェックしてみてください!
シャムロック
“shamrock”とはクローバーのことです。

アイルランドのシンボル(国花)である三つ葉のクローバーがセントパトリックスデーのモチーフとして、至るところでデザインされています。
聖パトリックがキリスト教の三位一体の教えを説くのにシャムロック(緑色のクローバーに似た葉っぱ)を使ったと言い伝えられています。
レプラコーン
アイルランドのお話しに出てくるレプラコーン(Leprechaun)もセントパトリックスデーには欠かせません!
この日のマスコット的キャラクターである、アイルランド伝承の妖精。

もしかして日本でもたまに聞く『小さいおじさん』というのはレプラコーンからきているのでしょうか?
レプラコーンは虹の下に金貨の詰まった壺を隠しているのだとか。
コーンビーフキャベジ
『corned beef cabbage』とはアイリッシュの伝統料理のこと。
この時期になるとスーパーにはコーンビーフが売り出されます。
アメリカではこの料理をセントパトリックスデーに食べるのが主流です。
今年のセントパトリックスデーは家庭でコーンビーフキャベジを作ってみてはいかがでしょうか?

アメリカのセントパトリックスデー
世界各国にいるアイルランド人を祖先とする人たちが、盛大にお祝いをするセントパトリックスデー。
アメリカではニューヨークで大規模なパレードが行われ、ホワイトハウスの噴水までもが緑色になります。

そして有名なのがシカゴリバー。
なんと川を染料で緑色に染めてしまいます!

私も実際に見たことがありますが、船で大量のバスクリーンのような液体を入れ、見事な真緑になっていました。
またシカゴ警察では、着用する警察バッジを緑の三つ葉入りの特別な物にするそうです。
アイリッシュパブに行ってみよう!
アイリッシュ料理を食べて、グリーンのビールを飲むのもアメリカ人の楽しみの一つ。

緑色のビールはなかなか強烈な見た目ですが、味はいたって普通(笑)
お店で色をつけているのだそうです。
セントパトリックスデーを楽しもう
日本ではあまり馴染みになかったセントパトリックスデーですが、アメリカに来てからは私も子供達も毎年楽しみにするイベントとなりました。
シカゴでは今年は3月16日の土曜日にパレードが行われます。
川の色が染められるのは午前中で、正午からパレードが始まります。
(お酒を飲んでいる人がかなり多くて、騒いでいる人達もいるのでお子様連れの方は気をつけてくださいね。)
大人から子供までみんながグリーンアイテムを身につけて楽しむ一日。
